ATL日記@ニューオリンズ
Posted on Dec 10, 2019 by Yukimi
サンクスギビングにニューオリンズ3泊4日行ってきた。
片道6時間半。
私が住むジョージア州からアラバマ州~ミシシッピ州~を経てアリゾナ州にニューオリンズはある。
ニューオリンズといえばJAZZ、お酒、独特な料理、そしてブードゥ教。
ニューオリンズはフランスやスペインの統治下であったことから観光名所のフレンチクォーターという所は街の外観や料理もフレンチぽくなっている。
その一方でアフリカの影響も強く、独自で発展させたブードゥ教や香辛料をタップリ使ったフレンチとの融合料理はノスタルジックかつ斬新な逸品。
ということで到着日の夜はゴーストバンパイヤツアーに参加。
曰く付きのマンションやレストランに入れるかと思い申し込んだが外を歩いてガイドのオッチャンの話を聞くウォーキングツアーだった。
全く英語がわからないので苦行の2時間。
しかしこれが人気で20人ぐらいの御一行様で行くのだがあちらこちらで同じようなツアーを発見。
そう、この地はゴーストやバンパイヤといった伝説や呪いが多くこのようなツアーが沢山あるのだ。
話をきいて皆んなはオーマイゴットといったりしていたので聞き取れたら間違いなく楽しかっただろう。
オッチャンの話を尻目にググってみるとこのニューオリンズには現在にもバンパイヤが存在していて彼らは人を襲うことはないがドナーの血をわけてもらいそれを食しているのだとか。
なるほど、それは確かに合理的だ。
そうこうしてる間に終盤、オッチャンが携帯ムービーを見せてくれた。
オーブがみえるだろ?とドレドレ。ほー、光るブーメランのようなものがみえる。
この写真もほら!昨日このマンションで取れたんだ、と。
窓から女の子が覗いている。。こえぇっっ!!でもオッチャン、毎回”昨日撮れた”っていってるんだろうな。
翌日はミシシッピ川流域の沼地ボードツアーに参加。
6人乗りの小型ボードだったので結構なスピードで疾走したり細い沼地まで入れて楽しかった。でもメインのワニは見れなくて残念。
あまり美味しそうでないお店でワニソーセージを食べてみたがやはり美味しくなかった。
他のお店で食べたら美味しかったかな?
そして楽しみのご飯!
ガンボスープというニューオリンズスタイルのスープが美味しくて何度も食べた。
味の説明がし難いのだがとりあえず香辛料がたっぷり、でも食べ慣れたインド系やヨーロッパハーブ系とは違ってまた違うジャンルのスパイスの味。
これはスープだけでなくニューオリンズ料理全体がこのベースの味のような気がする。
土っぽい中にフレンチの優雅さが垣間見る感じ?味は美味しいが全体的に塩気が強く私にはちょっと塩辛い。南部料理はやはり塩気が強いらしい。
ニューオリンズにきたら必ず立ち寄るカフェ。
カフェデモンドのベニエはマスト。
揚げパンに粉砂糖。
JAZZ発祥の地なだけあってそこらへんで音楽が聞こえる。
1番古いプリザベーションホールのJAZZは1時間待ち。飲食もなく純粋にJAZZを楽しむ。
セントルイス大聖堂はまるでヨーロッパの教会。
大聖堂を出たとこの通路にはサイキックと書かれた看板が立ち並ぶ占い処。
パーティーアニマル(遊び人)の犬。
グラサンをかけて飲み干したグラスシリンダーにマルディグラのネックレスをかけて。
そして楽しみにしてたブードゥー教博物館。
受付にはそれっぽいおばあちゃんが。
展示物はおばあちゃんが集めた?感満載の手作りブードゥー。
JAZZバー、土産ショップに並んで点在してるのがブードゥショップ。
インセンスやオイル、粉、スパイス、ポプリ、人形、石…などワクワクするような物が沢山所狭しと飾られている。
石や粉などがすでにセットにされてるキットは金運、恋愛、仕事、、などがあり買って帰りそうになるがグッとこらえてポストカードとブードゥえんぴつだけを握りしめいざレジへ。
すると急に気持ち悪くなって目がチカチカ、耳も聞こえずらくなりほんの1分で立っていられなくなった。
タトゥーまんまんのいかつい兄ちゃんが怪しむぐらいうなだれ気力だけで震える手でクレジットカードを渡す。
そこまでして買ったのがこれ(笑)
フラフラになって外に出たころに冷や汗で顔面汗だくになり主人に全速力してたのか?と驚かれた。
外の新鮮な空気を吸ったら治ってきた。
あれは一体何だったのか。
もうブードゥの気があたったとしか言いようがない。
恐るべしブードゥ!
翌日は水族館と
ナショナルパーク二箇所をめぐりスタンプゲット。
最終日はセントルイス墓地に寄って帰る予定だったが帰り道のアラバマ州ナショナルパークのスタンプに寄ったほうがいいね、ということで9:30am出発。
なが〜い道のりをひたすら運転。
途中でナショナルパークが日曜日で休みと気づきガックリ満載。
こんなことなら墓地に寄って帰ったらよかったな、、とぶちぶち。
家についたのが20:30。
時差があるとはいえ丸1日の運転はハード。
そして翌日、ニュースで前日朝にセントルイス墓地付近で銃事件があり10人が死傷した、とテレビで知る。
行っていたら巻き込まれていたかもしれない…
こっっわーー!!
ここがアメリカだということを忘れてはいけないのだ。
主人の会社仲間の日本人女性にこの話をしたら”ブードゥを色々まわったからきっと助けて下さったのよ!”と。
主人苦笑いである。
今度、その女性にスピリチュアルサイキックイベントなるものに連れていってもらう予定(笑)
さてどーなる⁈
追って報告する。
追加☆
サンタモニカではチャリで爆走コース。
グレートスモーキーでは修行のトレッキングコース。
チャールストンはハリケーン修学旅行コース。
マイアミは真面目にベリーダンス。
ニューオリンズはブードゥに支配されたコース。
さて次は…
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