ATL日記@アンティーク
Posted on Oct 13, 2020 by Yukimi
Yukimiです。
(ジョージア州 アトランタ ピーチツリーシティ)
駐在奥様の間で密かなブームになっているアンティーク食器を今日は紹介したいと思います。
出歩くことがなかなか難しい毎日ですがこうなる以前は足しげくアンティークショップに通ってました。
こちらに来て”アンティーク食器を集めている奥様多いよ”と教えてくれたのだけど私は全く興味が湧きませんでした。
アンティーク食器ってシャンデリアを食器にしたようなキラキラした薄いガラス食器をイメージ。
しかし友人宅で見せてもらった食器はミルクガラスでボッテリしたかわいらしい物だったのです。
アメリカンアンティーク食器の本も見せてもらって少し興味が湧き
この近くにも何軒かアンティークショップがあるから帰りに寄ってみたら?ということでふらりと行ってみることに。
ほー、なるほど。これは雑多に色んな物がおいてあって見るだけでも楽しいな。
出品者がブースごとにわけられている。
同じ商品でもブースによって値段が違う。
しかし色んな物がホコリをかぶって積み重ねてある中、細かく探すの大変!
しかも入門編の私にはどれがどれだかよくわからない。
似たような物もあり後ろの刻印をみないとお宝と判断しずらい。
アンティーク食器の代表格Fire King製品は作られた年代がバックスタンプで確認できる。
いい運動になるか…とウロウロすること1時間。
うーむ…と諦めたその瞬間、ついにみつけた、初Fire King!
早速アイフォンで調べてみる。
これはサファイヤブルー カスタードカップでバックスタンプをみると初期の1940年代。
だいたい80年ぐらい前だな、ふむふむ。
レア度は星5つ中2つで探せばあると書いてある。
ここでは5ドル。
さて日本価格は…?
えーっ2000〜4000円⁈
これは買うしかないだろうと、使う予定もないのに買ってしまう始末。
他にも近くに何軒かあったな、、寄ってみよう、、
と若干すでにこの世界に足をふみいれつつ…
あらま、ここはまぁまぁ広いな、わくわく。
二階への階段が傾いていてグラグラしている。
古い振り子時計がズラリと並んでいて時間になると一斉にボーンボーンと鳴るさまはまるで異空間への入り口のよう…
屋根裏部屋にも所狭しと物が並んでいる。
ん?なんか本で見たようなものがあるぞ。
ポーンと無造作におかれ埃まみれ。
9ドルと書かれた値札も黒くなってる。
調べるとファイヤーキングのピーチラスターというシリーズでこのピッチャーだけが珍しいということで何と10,000円前後の値段がついていた。
これはもう買うしかないよね、、ということで買ってしまった。
植物を入れて飾りに。
“そうやって皆んなハマっていくのよ…”と奥さん達。
なるほど…これはなんかキケンな香りがする、、、
そして色々調べるうちに年代、カラー、バリエーションなどの知識もつき、ファイヤーキングだけでなくパイレックスなども人気があるという。
日本にもアンティークを扱う実店舗やカフェ、メルカリやヤフオクにも出品されていて全く知らなかった世界に足を踏み入れてしまった感じ。
とにかくアンティーク食器代表格はファイヤーキングのジェダイシリーズらしい。
このジェードカラーが不動の人気でレア商品も多いのでファンがときめくとのこと。
ふーん、とおもっていたが実際、何件かまわってもなかなかお目にかかることはなく特に大人気のマグは全く見当たらない。
これはもうアラバマ州まで行くしかない!
“隣の州だけどジョージア寄りだから1時間ぐらいでいけるしアラバマのアンティークまで行けば結構みつかるよ”
との情報を受け、早速、アラバマへ。
これは広いぞ〜っ
なんかお宝の匂いがするぞ〜っ
てことでうろつくこと2時間。
ついに見つけたFire Kingのジェダイカラーのマグ٩( ‘ω’ )و
しかも底がフラットタイプで少し珍しいタイプ。
このときめきは何だろう…
アラバマまで来てしまっている時点でもうアウトではなかろうか(笑)
ベリーダンスのときも似たようなときめきをしたな、なるほど、これもアメリカ経験での貴重体験だ!
…と散財して主人に力説するも自分のお金で買ってください、と。とほほ。ま、そりゃそうだよな、と日本の私の口座から主人の口座に振り込む始末。
この情熱は止まらない
アンティーク続編に続く~
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