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ATL日記@英語続編

Posted on Aug 18, 2019 by Yukimi

英会話の続きレポです。

協会が夏休みの間、隣町にあるESLに通ってみることにした。

オリエンテーションが3時間もありここのシステムを聞いて入会。
どうやら楽しく通う、というのではなくアメリカで職を得るための会話と知識、または高校卒業を得るためのベース基盤、といった感じで本気度が伺える。
無料だけど投資者が資金をだしてあなた達を応援してくれてるのだからちゃんと続けてね、そして半年で60時間以上クリアできないと退学よ、と。
こ、これは想像していたのと違う…
誘ってしまった奥様2名もグンニャリしている。もちろん茶菓子などはなく週に2回、しかも一回4時間もある。
(会話できる方に訳してもらった)

帰ります、ともいえずパスポートとソーシャルセキュリティー番号も登録するという徹底ぶり。

レベルチェックはあるにはあるがクラスが2つしかない。
これは入門か上級しかないってことよね、、とさらにグンニャリ度が増す。

レベルチェックでは
“あなたの一日を教えてください”
“この写真をみて説明して”など。

1日の説明…
とりあえず
I wake up at 7.
I go to here.
I sometimes go to antique shop.
I am collecting ‘Fire King’.

“あら、あなた、ファイヤーキング集めてるのね、私も好きだけど今は家にないわ〜”とアンティーク食器の話に少し華がさき、1日の説明はこれ以上しなくてすんだ。

写真説明も教会ではメニーオーレンジーズ。としか言えなかったが
There are many orenges in the market.
She will buy some orenges.
とまで言えるように成長していた!
(一応、自宅で中学英語そうざらい本で勉強中)

先生もグッド、とは言ってくれてはいるけど上級レベルにはほど遠い。

通う日時は午後もあるんだ、じゃあ午後にしてみようと、伝えたら午後は火曜木曜しかないとのこと。
ok〜
では明日からね、といわれ翌日行ってみると4人ほどの人が。
むむ、結構喋れてるな皆。。

一緒に登録した奥様に聞くと午前中の月曜、水曜が入門で私達はそのクラスだよ、と。
火曜と木曜の午前中と午後は難しい先生だよ、と。
まぢか。午後は難しいクラスしかなかったのか。
そして次のレッスンでは働くためには何が必要か。アメリカ政府の話を1時間ぐらいしてくれるのだがサッパリわからない。
政府の話なんて日本語でもわからない。

先生が1ドル札を手にしてピラミッドの絵のところに目があるでしょ、、と。
これはもはや都市伝説のイルミナティなのか、とかよけいな事ばかり頭によぎり全く頭に入ってこない。
チラリとプリントに目をやるとフクロウのイラストが。そういえばイルミナティの裏組織のシンボルはフクロウってテレビでやってたな、ここの資金をだしてくれてる大元はやはり世界を支配するイルミナティなのか…
とか完全に自分の世界を楽しみだして先生の政府の話は終わったのだ。

家でゴロゴロしてるよりはいっか、と何回か通ったころ、先生が”今期も半分以上過ぎたわね、そろそろ皆んな60時間に達するかな?頑張ってねー”と。
ん?私達はこないだ入ったばかりだから考慮されるよね、、
しかも私、一時帰国するから2か月弱しかないんですけど。
一応きいてみよう。

メールの返信がきた。

月火水木の午前中と午後を受ければ60時間になります、と返事きた。

笑うしかない。
わしは留学生か!とツッコム元気もなくグンニャリ度MAX!
毎日毎日朝から晩まで!?

主人に泣きついたら頑張れ、と。
うわあぁん

とりあえず普段使いもしなくなったスケジュール帳で行く日、時間を計算してみる。

やはり留学生なみのスケジュールが完成した。
うわあぁん
いっそ退学でも、、とつぶやいたら60時間は達成しろ!と主人に喝をいれられ、もう通うしかない。

通ってるうちに顔見知りができた。
ここのESLは圧倒的にメキシコ系が多くいい職につくため通っているのが伺える。
日本で中学卒業までは珍しいけどメキシコでは多分多いのだろう。
アメリカで中卒では一生マクドの店員だと聞いた。

メキシコギャルとタイのおばちゃんと3人になったことがあった。
タイのおばちゃん、所々 歯がなくてめちゃ喋っている。
インド人の匂いについて熱く語っている。
どうも体臭がきつくて色んな部位がカレー匂いだと話ている。それだけでも充分面白いのに歯がないのだ。

ふいうちに名前を聞かれ
“あ、、、ゆきみ”
と答えたら

“あ、ゆきみさん”と呼ばれるようになってしまい以後、レッスンの時も
真面目な顔して(ただし歯がない)
“あ、ゆきみ Do you think…”

とかもぅ、歯をくいしばって笑えるのを必死にこらえた。
もちろん質問なんて全く頭に入ってこない。

しまいにはメキシコギャルまで”あ、ゆきみ”といいだしてもぅ、笑うのを必死にこらえた1日であった。

そういえば聞いた話で 現地人でも電話での発音聞き違いがあるらしく
誕生日ケーキのデコレーションイラストにユニコーンとディズニーのモアナを依頼したら
ユニコーンの絵とマリファナの葉っぱの絵がキレイに描かれていた、というシュールギャグがツイッターを賑わせたらしい。
子供もビックリだわ。

#60時間無事達成し、ラストレッスンでは先生の誕生日を兼ねたランチパーティー”

#こちらのESLの教材。プリントが配られる。
ボウス アンド イーザーニーザー編

#茶菓子付きの教会、初級クラスのテキストは中1〜2レベル

しばらく通ううちにふと面白い共通点をみつけた。

日本人以外の外国人はスピーキングになると先生と話し合うぐらいしゃべれているのに文法、リーディングになるとメッキリ弱くなる。
さっきまであんなに話せていたのにどうしてShe likesのsの三単現がつくのかわからない、といった状況である。

一方、日本人は文法や特にリーディングは問題なくいけるのにスピーキングとなるとまるきし駄目になる。

だから先生もレベルわけには多分頭を悩ませていてレベル2でも色んなタイプが混在してるのだ。

そういえばトルコに行ったとき、親しくなった店員が英語で接客していたので、簡単な英語の文を読んでもらおうとしたら全く読めなかった。さすがにジョークかと思い
かわりに私が読んであげると非常にびっくりされ、英語は話せないんだよーと伝えたらこれまた冗談だろ、、ってなかんじで。

いかに日本で習った学校英語が無駄だったのか。英検で二級とれても話せない、というのは仕方ないですね。

ということでこんな私が会話できるようになるのか⁈
追って報告する。

“ATL日記@英語続編” への1件のコメント

  1. メグミ より:

    そんな笑えるエピソードばかりあるなんて、さすが先生ですね!!60時間達成したのも凄いですね(^ ^)

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Yukimi

オリエンタルダンサー

「Amera」メンバー

名門『D.P.Company』"カリーラ師"に師事。アシスタント卒業後、現在各カルチャース クールやダンススタジオでベリーダンスを指導している。ダイナミックで凄みのある オリエンタルスタイルに定評がある。2006年3月より、各カルチャーでインストラクター就任 。同年8月には単身トルコへ修行に行き、オリエントハウス専属ダンサー"Hale Cakili"に師事する。そして同年12月、独自の世界観を持つトライバルフュージョンデ ュオ『Amera』の活動をスタートさせる。現在、アシスタント育成に励み、イベントや ショウで活動中。

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